ロイヤルブルー      コーンフラワーブルー
初めましてカラーストーン大好きな常務の伊藤です。スリランカやタイにちょこちょこ石に出会うため通ってます。今回はブルーサファイヤの選び方に次いでお話しさせていただきます。

加熱処理について

サファイヤは通常原石が発掘され、原石のまま500℃から1600℃くらいの温度で窯で加熱処理されます。50年ほど前よりサファイヤの加熱技術ができました。それ以前は加熱してないサファイヤしかありませんでした。今ではほとんどのサファイヤは加熱処理が施されています。サファイヤは地中でも熱により色がつきます。地中深くで熱が加わり色がつきサファイヤが生成されます。加熱のサファイヤは、原石が取れ地上の釜で熱を加え、色を良くさせるかのるかの違いです。現在加熱しなくてもカットしただけで綺麗なサファイヤはほとんどの石が加熱したものであるが、ごく稀に加熱の必要がない綺麗な原石はそのままカットされる。このような石を非加熱サファイヤ、ノーヒートサファイヤと呼びとても希少性が高い。

産地について

サファイヤは産地によっても価格が変わってきます。今では採掘がされていない鉱山も多く、インドのカシミール地方で採れたサファイヤは今では幻のサファイヤと呼ばれ産地としては1番品質も良く高価なサファイヤとされています。この地方で取れるサファイヤは少し白ぽくシルキーな色をした濃い青色をしています。この色は矢車草の綺麗なブルーの色をしています。そのためこの産地のサファイヤの最高の色をコーンフラワーブルーと呼んだりします。続いていの有名な産地としてはミャンマーがあげられます。ミャンマーの鉱山はモゴック地方で採れる石がカシミール産と並び最高級品質のサファイヤが採れることで有名でした。その中でも最高品質はロイヤルブルーと呼ばれています。コーンフラワーに次いでいい石とされています。しかしながらカシミール、ミャンマーともに現在ほとんどがいろんな事情により採掘されていません。そのため現在市場にほとんどこの二つの産地のサファイヤはほとんどありません。もし出会えたなら本当にラッキーです。この産地を除くと最高級のブルーサファイヤはスリランカで採掘されています。多くのサファイヤが産出市大きな石も採れ、ロイヤルブルー、コーンフラワーブルーのいい石も採れます。ブルーサファイヤはスリランカ産がおすすめです。そのほかタイ、オーストラリヤ、アフリカ、マダガスカル、アメリカなどでとれています。

ブルーサファイヤの選び方

ブルーサファイヤは、大きく分けて産地、加熱の有無、色合いによって価値が変わってきます。まず産地はスリランカ産が綺麗でおすすめです。カシミール産、ミャンマー産のいい色合いの石がどちらも味わえるのがいいですね。

次に加熱の有無ですが、希少性の面から見ると非加熱サファイヤはおすすめです。加熱してしまうと無くなってしまう石の中にあるシルクインクルージョンなどもルーペで見たらとてもチカチカと光り綺麗です。しかしながら非加熱のサファイヤで綺麗なものはなかなか出会うことができません。非加熱のサファイヤでも綺麗じゃないものも多く、そのような石は非加熱でも価値は低くなります。加熱、非加熱とわず石が輝き綺麗であることが1番大事な選ぶポイントです。

色合いについてですが、サファイヤだけでなくカラーストーン全般に言える事は原則色が濃く、透明度が高い石がいい石です。コーンフラワーカラーやロイヤルブルーの色合いが価値の高いサファイヤになります。ブルーサファイヤのブルーは、薄い色から濃い色様々な色があります。価値の高い色合いのサファイヤを選ぶも良し、薄い色合いが好きな方は、それもありです。で自分の好きな色の濃さ、好きな青の色合いを選ぶのがいいと思います。

 

 

 

 

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